
ChatGPTの「GPTs」機能を使えば、プログラミング知識なしで独自のAIエージェントを作成できます。
本記事では、ChatGPTでAIエージェントを作る方法をステップバイステップで解説します。
ChatGPTでAIエージェントを作る2つの方法
方法1:GPTs(推奨)
- 難易度:初心者向け
- 特徴:ノーコードで作成可能
- 費用:Plus会員(月額20ドル)から利用可能
方法2:API + Assistants API
- 難易度:開発者向け
- 特徴:カスタマイズ性が高い
- 費用:従量課金制
本記事では、初心者におすすめのGPTsを中心に解説します。

GPTsでAIエージェントを作る手順
Step 1:ChatGPT Plusに登録
- OpenAI(openai.com)にアクセス
- ChatGPT Plusに登録(月額20ドル)
- 左メニューに「GPTを探索」が表示されれば準備完了
Step 2:新規GPTを作成
- 「GPTを探索」をクリック
- 「作成」→「新規GPTを作成」
- GPT Builderが起動
Step 3:設定を行う
基本情報
- 名前:わかりやすい名前を設定
- 説明:このGPTが何をするか簡潔に記載
プロンプト(指示)
あなたは[役割]です。
以下のタスクを実行してください:
1. [タスク1]
2. [タスク2]
3. [タスク3]出力形式:[期待する形式]
注意事項:[守るべきルール]
知識(ナレッジ)
- PDF、Word、Excel等のファイルをアップロード
- GPTはこれらのファイルを参照して回答
機能
- Web検索:インターネットで情報を検索
- 画像生成:DALL-Eで画像を作成
- コード実行:Pythonコードを実行
Step 4:テストと調整
- プレビュー画面でテスト
- 期待通りの回答が得られるか確認
- 必要に応じてプロンプトを調整
Step 5:公開設定
- 自分のみ:自分だけが使用可能
- リンクを知っている人:URL共有で利用可能
- 公開:GPT Storeで誰でも利用可能
実践的な活用例
1. カスタマーサポートエージェント
役割:製品のカスタマーサポート担当
知識:製品マニュアル、FAQ
機能:Web検索
2. コンテンツ作成エージェント
役割:ブログ記事のライター
知識:過去の記事、ブランドガイドライン
機能:Web検索
3. 学習支援エージェント
役割:語学学習の先生
知識:教材PDF
機能:なし
4. データ分析エージェント
役割:データアナリスト
知識:分析対象のExcelファイル
機能:コード実行

GPTsの制限と対策
制限
- 外部ツール連携不可:社内システム等と直接連携できない
- リアルタイムデータ不可:常に最新の情報を保持できない
- セキュリティ懸念:機密情報をアップロードすべきでない
対策
- 機密情報はアップロードしない
- 定期的にナレッジを更新
- より高度な連携が必要な場合はAPI版を検討
ChatGPT API版で本格的なエージェント構築
Assistants APIの特徴
- 外部ツール連携可能:自社のAPIやデータベースと連携
- 長期記憶:スレッド機能で文脈を保持
- ファイル検索:大量のドキュメントを検索
基本的な構築手順
実装例:OpenAI Assistants APIを使用すると、プログラムからGPTsと同等のAIエージェントを構築できます。
よくある質問
Q1:GPTsは無料で使える?
A:いいえ、ChatGPT Plus(月額$20)が必要です。
| プラン | GPTs利用 |
|---|---|
| 無料 | 不可 |
| Plus ($20/月) | 作成・利用可能 |
| Team | チーム共有可能 |
Q2:GPTsでどんなエージェントが作れる?
A:様々なエージェントが作成可能です:
- カスタマーサポート
- コンテンツ作成
- 学習支援
- データ分析
Q3:ナレッジにアップロードできるファイルは?
A:以下の形式に対応しています:
- Word (.docx)
- Excel (.xlsx)
- テキスト (.txt)
- PowerPoint (.pptx)
Q4:GPTsの制限は?
A:主な制限は:
| 制限 | 内容 |
|---|---|
| 外部連携 | 不可 |
| ファイルサイズ | 上限あり |
| 更新頻度 | 手動更新 |
Q5:API版との違いは?
A:API版はより高度な連携が可能です:
| 観点 | GPTs | API |
|---|---|---|
| 難易度 | 低 | 高 |
| カスタマイズ | 中 | 高 |
| 外部連携 | 不可 | 可能 |
まとめ
ChatGPTでAIエージェントを作るポイント
- 初心者はGPTsから始める:ノーコードで簡単に作成
- プロンプトが重要:具体的で明確な指示を
- ナレッジを活用:関連ドキュメントをアップロード
- セキュリティに注意:機密情報は扱わない
次のステップ
- まずは簡単なGPTsを作ってみる
- 社内で活用できるユースケースを探る
- 必要に応じてAPI版へ移行
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