
チャットボット一覧とは、市場に存在するチャットボット製品を種類・用途・価格帯で分類・整理したリストのことである。2026年現在、国内外で100を超えるチャットボットサービスが提供されており、自社に合った製品を効率よく絞り込むためには体系的な一覧情報が不可欠だ。
本記事では、チャットボットの分類体系から主要製品の一覧、用途別の選び方までを網羅的に解説する。
チャットボットの種類と分類
チャットボットは技術方式・用途・提供形態の3軸で分類できる。製品選定の第一歩として、自社が必要とするカテゴリを明確にしたい。
技術方式による分類
- ルールベース型(シナリオ型):事前に設定した分岐ルールに沿って応答する方式。構築が容易で精度のコントロールがしやすい。ルールベースとAIの違いで詳しく解説している
- AI型(機械学習型):自然言語処理で質問意図を推定する方式。表記揺れや口語に対応でき、運用データから自動学習する
- 生成AI型(RAG搭載型):大規模言語モデルとナレッジベースを組み合わせ、文脈に沿った回答を動的に生成する。生成AIチャットボットの解説も参照
用途による分類
- カスタマーサポート向け:問い合わせ削減・有人切り替え・多言語対応が主要機能
- 社内ヘルプデスク向け:人事・総務・経理のFAQ対応、ナレッジ共有
- EC・マーケティング向け:商品レコメンド・カート連携・リード獲得
- コールセンター向け:音声AI連携・ACD・VOC分析
カスタマーサポート向けチャットボット一覧
企業のカスタマーサポート業務で利用される主要チャットボットを整理する。
- GBase Support — AIコンシェルジュ・10言語対応・MCP連携。問い合わせ70%削減の実績。14日間無料トライアル
- PKSHA Chatbot — 日本語NLP特化。金融・保険の大手企業で多数採用
- KARAKURI chatbot — 正答率95%を標榜するCS特化型。有人チャットとのシームレス連携
- Zendesk AI — チケット管理との統合が強み。グローバル利用実績豊富
- sAI Chat — FAQ初期構築を代行するサポート付き。AI活用に不慣れな企業向け
- MOBI AGENT — 有人チャットとの連携重視。コールセンター向けの運用支援あり
カスタマーサポートツール比較では、より詳細な機能比較を行っている。
社内ヘルプデスク向けチャットボット一覧
社内問い合わせ対応に特化した製品カテゴリだ。
- HiTTO — バックオフィスFAQを事前学習済み。人事・総務・経理の定型質問を即時回答
- PEP — 社内ポータルとの統合が容易。Microsoft 365環境での利用に最適化
- GBase Support — 社内外両方の問い合わせに対応可能。ナレッジベース連携で属人化を解消
社内チャットボットの導入方法で、社内DXの実践手順を解説している。
EC・マーケティング向けチャットボット一覧
売上向上とリード獲得を目的とした製品群だ。
- ChatPlus — 月額1,500円からの低価格。Webサイトへの設置が容易
- GENIEE CHAT — マーケティングオートメーションとの連携。リード育成に強み
- Chamo — EC特化。カート離脱防止やクーポン配信機能を搭載

GBase Supportなら、カスタマーサポートと社内FAQの両方を一元管理
価格帯別チャットボット一覧
チャットボットの価格帯は大きく3つに分かれる。
- 月額1万円未満(セルフサービス型):ChatPlus、Chamoなど。小規模事業者向けで、基本的なシナリオ型機能を提供
- 月額1万〜10万円(ミッドレンジ型):sAI Chat、PEPなど。AI機能や有人切り替えを備え、中小企業の導入が中心
- 月額10万円以上(エンタープライズ型):GBase Support、PKSHA Chatbot、KARAKURIなど。高精度AI・多言語対応・外部連携・専任サポートを含む
費用対効果の考え方については、チャットボットの価格ガイドを参照してほしい。
チャットボット一覧から自社に合う製品を絞り込む方法
100を超える製品から絞り込むために、以下のステップを推奨する。
- 用途カテゴリで絞る — カスタマーサポート・社内・EC・コールセンターのいずれか
- 技術要件で絞る — AI型が必要か、ルールベースで十分か
- チャネル要件で絞る — Web・LINE・Teams・WhatsAppなど必要チャネル
- 予算で絞る — 月額予算に合う価格帯
- トライアルで検証 — 最終候補2〜3製品でトライアル比較
チャットボット導入の5ステップでは、選定から本番運用までの詳細な流れを解説している。

まとめ
チャットボットは技術方式(ルールベース・AI・生成AI)、用途(CS・社内・EC・コールセンター)、価格帯(〜1万・1〜10万・10万〜)の3軸で分類できる。自社の導入目的・技術要件・予算を基準に絞り込み、トライアルで最終検証することが最適な製品選定につながる。

よくある質問
国内で導入実績が多いチャットボットは?
PKSHA Chatbot、KARAKURI chatbot、ChatPlusが国内での導入実績が特に多い。大企業向けはPKSHA、CS特化はKARAKURI、低価格帯はChatPlusというすみ分けがある。カスタマーサポート特化で多言語対応を重視する場合はGBase Supportが選択肢に入る。
無料で使えるチャットボットはある?
ChatPlusの無料プランやDialogflowの無料枠など、一部の製品で無料利用が可能だ。ただし、無料プランは機能やメッセージ数に制限があるため、本番運用には有料プランへの移行が必要になるケースがほとんどだ。
チャットボットの種類が多すぎて選べない場合は?
まず「カスタマーサポート」「社内ヘルプデスク」「EC接客」のどれが主目的かを決め、その用途カテゴリ内で3〜5製品に絞ることを推奨する。その上でトライアルを実施し、管理画面の使いやすさや回答精度を実データで検証するのが確実だ。
チャットボットの導入期間はどのくらい?
ルールベース型で1〜2週間、AI型で2〜4週間、大規模カスタマイズを含むエンタープライズ型で1〜3か月が一般的な目安だ。GBase Supportは最短1週間で導入可能としている。


